half

きっとあなたは分っていなかった。俺のことを、これからのことを。甘く見てたの。
だってそうでしょう。
届かない、届かない。
いつだって遠回りをして。
あなたは一体何を得たの？
締め出したくなるような光景がまた蘇るよ。あなたがいなくなったあの日、俺はずっと泣いてた。俺は選ばれなかったんだと。求められなかったんだと。

情熱は耐えてはいけない、いつだってどこだって、太陽の下、蛍光灯の下でも。あなたは強くあり続けるべきなんだ、俺のために。俺があなたを誇るために。
その下に燻ぶる青白い感情、それがあなたの決意を照らしたの。その光で。強く強く。

俺の日々が経つ、あなたがいないままに。あなたの日々はどうなの？
変わっていない。大して大きなジャンプもしないままで、あの日のまま、あの頃のまま。変わっていない。
あなたはそこで何をしているの？
俺を置いて行って、変わらないだなんて、言わないで。

幻想だけではもう意味がない。空虚な時間を青空へ。全部消えてしまえばいいのに。
水の中では声が届かない、響かない、あなたに届く前に迷子になって、ああ。
救いようのないゴールまでたどり着け!!


苛立ちの狭間、俺はゆっくりと起き上がる。
Ａｒｅ ｙｏｕ ｗａｉｔｉｎｇ ｆｏｒ？


どうして背を向けたの。どうして行ってしまったの。
まだ信じられてるって思ってた？ 俺がその背に縋り付くとでも？
あなたはいない。
それでも俺は、帰ってくると信じてる。






＞またＲｉｅ ｆｕさん。なんか現実逃避がしたいのかな、超欲求不満。ネタもないくせに何か書きたくなるよ。現実逃避か。脈絡ないけれど、今回はちゃんとキャラっぽさを滲ませてみた。キツネとのハーフにして、某たっくんとの双子疑惑ありな子。一人称が「俺」でもちゃんと女の子ですよー。最初と最後の英語の歌詞がひどく彼女っぽくて、即イメージが固まってしまった感じ。「青枯れ」＝「急に植物などが枯れしぼむこと」。まさしく置いて行かれた時の心情っぽい。きっとたくさん泣いたはず。ごめんねいじめて。……しかし、これで五日連続か。飽きないなー自分←おい