half

俺が、俺自身が壊してしまったけれど、笑って楽しかったあの時間はずっと消えない。まだ俺の中で、確かな温度と輝きをもってちゃんとある
それでも最後に見た君の泣き顔が、やっぱり離れなくて。どうして泣いていたの、俺が怖いから泣いていたの。俺が、殺したから泣いていたの。

君が泣かないのなら俺は、また何かを壊すことさえもきっと躊躇わないだろう。
いつまでも君が笑っていられるのなら、俺は。

言葉にすることすら触れることすらもう叶わないけれど、それでもそばにいたいと、のぞんでしまう。
これは、やっぱり俺のエゴだろうか。君はもう俺を望まないか。俺を希まないか。

逃げて逃げて偽って、結局辿り着いたのは君の隣。

でももう逃げない、俺は今度こそ。



＞「向日葵」と同じ見開きにあったから引っ張ってきた。この分なら「真名」と「ｍａｎｎａ」も引っ張ってくるべきか。どうだろう。もともと文章用じゃなくって書き留めただけみたいな単語羅列だったから、やっぱり無理繰りつなげるとおかいくなるか。うん、精進しないと