half

彼女は識り過ぎた、俺の、俺たちについて
俺は教え過ぎた、彼女に、そして彼女たちに
ああ、こうやって話している間にも彼女らの時間が削られていく。俺にはどうすることもできないけど

明けていく夜を見上げて、残された、否残させた時間をただ過ごす
俺がすぐわかる嘘をついたって、彼女は笑顔で頷くんだ
ああもう、このまま息をひそめて、あいつらから隠れて、このままどこか遠くに言ってしまおうか
そう言いかける口を塞いで、今日もまた繰り返し


時間なんて、そんなの、あってないような僅かしかなかったけど


仲間の裏切りはすなわち存在の終了。俺にはもうこれから世界にいることは許されない
識りすぎた彼女たちも、少しの間追放だろう。存在の停止、世界のすべてに置いていかれる罰は、俺たちにできる一番の、そして最悪の罰
そんな、絶望も失望もできない決定が下って、俺と彼女たちは、最後に、



沈む夕日で染まった花に約束をした。いつもと同じことばで

果たされる日なんて、もう来ないけれど





＞設定の端っこよりー。これ、設定知らん人からすりゃあ意味不明なんだろうなー。でもいい加減固めないと、いろんなとこで端々書いてる内に脱線しちまいそーだ。しかしこの曲はいい曲！ やっぱりこんな残念な文章じゃだめだ……みんな原曲聞いてくれると嬉しいな！